味は三代
5月17日。晴れ。
今日はずいぶんと仕込みが捗る。数多くあった色んな課題も今月に入り実にスムーズに事が運び出した。日課の神棚の水代えや、お酒を代える時にも力が入る。僕はお店の神棚の『大黒様』は死んだばあちゃんが大事にしていたものをお店に置き、ばあちゃんだと思って手を合わせている。ふと思うと。。。スープや食材の仕込みから最後の掃除、集計まで毎日同じことの繰り返しでよく飽きないな!って時々思う。でも何故僕が飽きないか?って言うのは自分がよく分かっている。『毎回違う仕事をしているから』に他ならない。
昨今。ネットが普及して、個人の方のHPやブログが非常に増えた。匿名性のあるネットは実に便利で好き勝手更新できる。それに伴い、マナーというものが低下した。
別に僕はよく書かれようが、悪く書かれようが、わが道を行くほうなので『いろんな方がいらっしゃるんだな。。』で終わるのだが、以前県外のラーメン屋の店主が裁判を起こすほど過剰に反応する方もいる。。。個人のブログとか、ネットはまだまだ信憑性にいたってはランク外だというのに。。。まして、『ラーメン』にいたっては、かなり好みが分かれる。
その昔。日本料理の世界では『味は三代』と言って、三代かかってようやく分かるようになる。と言われて来た。なるほど僕の今の経験や、考え方からすると、次のことがざっとだが上げられる。
①.人間は個人差もあるが80パーセント位は視覚からの情報伝達で味を理解する
②まだまだ未解明な部分が多いが、味が変わる模様であったり、色であったり、また声をかけたりすることで結晶が変化することがある。
③そもそも毎回素材が違う。
④人の嗜好は幼少期にほぼ形成され大人になってもあまり変わることが少ないとされている。
などが上げられる。今日は①について。。。
同じラーメンを丼を変えただけで味が変わったり、環境が変わったりするだけで別物になったりする。トッピングの配置、色などでも美味しさを演出する効果がある。
その他、色んな変化が起きるんですけど。。。その日の体調、気候などでも大きく味って変化するんですよ。『味は三代』ってこう言うことじゃないのかな~~て個人的には思う。
しばらく、『味』と言うものがどんなに簡単に言い表せないシロモノか(爆)と言うのを僕なりの経験、哲学、科学的にも分析したいと思います。(鹿児島初のラーメン屋の逆襲とでも思ってもらって結構です)
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